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中小企業でも勝負できる!学生にとって魅力的なインターンシップとは?【1】

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第1回 インターンシップを取り巻く状況を再確認!

こんにちは。採用と人材育成のコンサルティングを行う株式会社アールナインの小松です。

ここ数年で実施企業、参加学生共に急増しているインターンシップ。しかし、中小企業ではなかなか取り組めていない…という状況も多いのではないでしょうか。

株式会社リクルートキャリアの就職みらい研究所が発表した「就職白書2016-インターンシップ編-」(2016.2.16)では、インターンシップの実施状況は従業員規模300人未満の企業の実施率は41.5%300~999人では60.8%という状況で、5000人以上の82.6%に比べて低くなっています。

インターンシップの実施状況を調べた調査は幾つかあり、その調査によって実施率は異なりますが、いずれも大企業に比べて中小企業ではインターンシップの導入が進んでいないことが明らかになっています。

確かにインターンシップの導入には、企画・運営するマンパワー、学生の募集コストなどもかかり、

「現実的にちょっとうちでは…」

と躊躇してしまうかもしれません。しかし、新卒採用におけるインターンシップの重要性は年々増しており、インターンシップをやらないことが学生との接点を減らし、機会損失になってしまう・・・ということにもなりかねないのが今の採用の現状です。

そこで、今回から4回シリーズで、中小企業でも勝負できる、学生にとって魅力的なインターンシップについて考えてみたいと思います。

 

採用との関係が深くなってきたインターンシップ

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まずは、新卒採用とインターンシップについて、様々なデータからその状況を再確認してみましょう。

株式会社マイナビ 「2016年度 新卒採用・就職戦線総括」によると、2013年卒では28.4%だった学生のインターンシップ参加率も、2017年卒には62.1%まで上昇。

この数字をみても5年間で、インターンシップの重要性は大きく変化してきたことがわかります。特に2017年卒・新卒採用では、経団連の就職協定で、採用情報が公開された3月から選考開始時期が6月と、わずか4か月になったことでインターンシップの実施目的にも変化が見られました。

6月選考開始といっても、実質的には面接選考のピークは4~5月、5月末の内々定率は43.7%(マイナビニュース2016.6.3)という状況で、採用情報公開から2~3ヶ月の間に選考が進んでいます。

そして企業は、この短期間に応募母集団を形成しなければならず、学生は短期間に企業を選択しなければならないという状況になり、それを解消するために、多くの企業が採用情報公開前の冬期にインターンシップを開催したのです。こうしてインターンシップが、企業にとっては「自社をしり、応募の動機形成をしてもらう場」となり、「学生にとっても企業や就職活動の雰囲気を知る場」になりました。

それはデータにも表れており、前述のマイナビの調査でも、インターンシップに参加した学生の55.6%が「(企業の印象が)よい方向に変化し、その企業で働きたいと思った」と回答しており、72.0%がインターンシップに参加した企業に応募しています。

この傾向を受け、2018年卒者対象の夏期インターンシップでは、学生の参加率が前年度を上回ったというデータもあります。

それが株式会社アイデムの人と仕事研究所 「2018年3月卒業予定者の就職活動(インターンシップ)に関する学生調査」が発表したデータで、2016年夏季インターンシップに参加した学生は57.2%と昨年に比べ、3.9ポイント上昇。秋期・冬期のインターンシップについても、85.0%の学生が参加に前向きな姿勢を示しています。(「参加したいと思う(56.5%)」「どちらかといえば参加したいと思う(28.5%)」)

このように企業にとっても学生にとっても、今やインターンシップが採用に欠かせないものになりつつあるのです。

 

インターンシップの多くは「1日型」

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インターンシップが普及してきたとなると、「では他の会社では何をやっているのだろう?」と気になるところですが、日本のインターンシップは短いのが特徴です。

再び前述のマイナビのデータを参照すると、2017年卒採用において秋冬のインターンシップの参加期間は「1日」がなんと83.5%。ついで2~3日が「23.3%」。8割以上のインターンシップは、1日で完結するものとなっています。

そしてその内容は、「面接体験会」のようなまさに就職活動に直結するようなものから、「工場見学」「プログラミングや設計などの実務体験」など、一言でいうなら、「企業をよく知ってもらうために、丸一日かけた会社説明会」のようなものがよくみかけられます。

つまり、採用情報を公開してから企業を知ってもらうのではなく、採用情報公開前に企業を知って「この企業っていいな。働いてみたいな」と思ってもらえるように体験型の企業説明会(企業体験会)を開催しているのです。

いかがでしょうか。

「インターンシップ」という言葉の響き、欧米などで行われているような長期の職業体験のイメージで考えてしまうと、「何をしていいのだろう?」と構えてしまいますが、「丸一日かけて、企業をよく知ってもらうための機会」と捉えれば、中小企業でも導入できそうな気がしてきませんか。

今回はデータから、インターンシップを取り巻く環境をご紹介してきましたが、次回以降は、より具体的なインターンシップ案を例に、学生にとって魅力的なインターンシップについてもう少し踏み込んでご紹介させていただきます。

 

※参考データ

株式会社アイデム 人と仕事研究所 「2018年3月卒業予定者の就職活動(インターンシップ)に関する学生調査」

https://apj.aidem.co.jp/upload/chousa_data_pdf/302/2016_10_15gakuseiinternship.pdf

https://at-jinji.jp/blog/4860/

株式会社リクルートキャリア 就職みらい研究所 「就職白書2016-インターンシップ編-https://www.recruitcareer.co.jp/news/old/2016/160216_02/

株式会社マイナビ「2016年度 新卒採用・就職戦線総括

https://saponet.mynavi.jp/material/saiyousoukatsu/16soukatsu/index.html

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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