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内定者とのつながりがグッと深まる!学生がロイヤルティを感じやすい企業とは?【2】

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第2回 学生のロイヤルティが思わず高まる「企業情報」の伝え方

こんにちは。採用と人材育成のコンサルティングを行う株式会社アールナインの小松です。

第1回では、まだ入社していない内定者の学生のロイヤルティを高めるためのポイントとして、

  1. 企業や社員について学生よく知ってもらうこと
  2. そこに学生が共感できる点や惹かれる点が多くあること
  3. 社員の対応が誠実で気持ちよいこと

の3つを紹介しました。

では、企業や社員について知ってもらうためにどんなことを伝えていけばよいのか。それは採用活動で行った説明会で伝えた情報とは、一体何が違うのか。今回はその点をまとめてみたいと思います。

 

どこの会社にもある「プロジェクトX」を内定者に伝えよう

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新卒説明会で語る企業情報は、学生にまずはどんなことをしている企業なのか知ってもらうための「概要」であり、導入編のようなものです。その「導入編」の情報に共感して「この会社で働きたい」と応募し、内定まで進んだ学生にさらに、「やっぱりいい会社だな」「この会社を選んでよかった」と思ってもらうには、一歩踏み込み、違う角度から情報を伝える必要があります。では何を伝えればいいのかとなりますが、ここでおすすめなのが自社の事業や商品・サービスに関わる社員のエピソード、わかりやすくいうなら自社の「プロジェクトX」です。

「プロジェクトX」とはまさに、NHKで放送されていたあの「プロジェクトX~挑戦者たち~」のこと。ご覧になった方も多いかと思いますが、2000年~2005年までNHKで放送されたドキュメンタリー番組の「プロジェクトX」は、プロジェクトとその難題に立ち向かう主人公の姿に多くのビジネスマンが感動し、話題となりました。この「プロジェクトX」で主人公たちが立ち向かっていた困難や課題は、どこの企業にも必ずあります。そして、それに立ち向かって困難を乗り越え、プロジェクトを成し遂げた「プロジェクトX」の主人公のような社員も、必ずいらっしゃるのではないでしょうか。

たとえば、こんな事例はありませんか?

【自社の「プロジェクトX」の例】

  • 売上低迷した時期から、復活した
  • 困難な状況に立ち向かい、新商品・新サービスを開発した。
  • お客様からの難易度の高い要望に真摯にとことん向き合って応え、お客様に喜ばれ、さらに売り上げも拡大した。
  • お客様のニーズに徹底的に向き合って、現在の商品・サービスの改善を行い、多くのお客様に受け入れられた。
  • 社内の〇〇に関する課題解決のために、××というプロジェクトを立案し、自ら推進役となって課題を解決するための~を生み出した。

社長が創業者であれば、社長自身が創業の思いをさらに踏み込んで語ってもいいかもしれません。これらをぜひ、内定者に伝えていきましょう。

NHKで放送された「プロジェクトX」が多くのビジネスマンの心を動かしましたが、自社の「プロジェクトX」は、内定者にとってはこれから入社する会社で実際に起こったエピソードです。その生きたエピソードは、新卒説明会で自社に共感してくれた内定者の心にきっと強く響くでしょう。

 

自社の「プロジェクトX」はどのように伝えればいいのか?

では具体的にどのような場で、どうやって伝えればいいのか?ですが、できれば自社のプロジェクトXの主人公である当事者に語ってもらうのがベストです。資料やパワーポイントがあれば、よりわかりやすく伝わりますが、その当事者は現場の重要な戦力でもありますから、業務の繁忙の状態によってはあまり事前準備に負担がかからないほうがいいこともあります。

そこで、座談会のように内定者でプロジェクトXの主人公を囲み、「こういうことがあった」とエピソードを語ってもらい、人事がファシリテーターとなって場を進めて内定者が質問できるようなざっくばらんな場を設けてもいいでしょう。エピソードを語る際の構成は、以下のポイントを押えていれば、内定者も起承転結が理解しやすく、共感しやすくなります。資料はなくてもこのポイントを語ってもらえるように、スピーカーとなる社員に依頼しておきましょう。

【自社の「プロジェクトX」を語るときの構成のポイント】

  1. 当初、どのような状況だったか。どのような課題があったか。
  2. それに対してどのような思いを抱いていたか。
  3. 自分がプロジェクト(商品開発、課題解決)をしようと思ったのはなぜだったか。
  4. それを進めるプロセスでどんな困難や壁があり、どのように解決したか。

 

人間は理論ではなく感情で動く…その「感情」を刺激しよう

新卒説明会では、どうしても「企業として」の情報提供になります。時間も限られ、多くの人が目にするその場では、情報が体面的にならざるを得ないこともありますが、これから社員になる内定者なら、身内としてもう一歩踏み込んだ情報が共有できると思いませんか。だからこそこの場では、「会社としてどうなのか」ではなく、「個人として、一社員としてどう思って動いたのか」を1人の社員として自由に語ってもらってください。

そのエピソードには、社員の様々な思いが込められています。社員の思いと感情が込められたエピソードは、感情的に訴え、内定者が共感できる点も多いはずです。

人は理論ではなく、感情で動く生き物だと言われています。社員の思いやエピソードを通じて伝える「生きた企業の姿」は、きっと内定者の感情を動かし、ロイヤルティへとつながっていくでしょう。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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