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内定者とのつながりがグッと深まる!学生がロイヤルティを感じやすい企業とは?【1】

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第1回 学生のロイヤルティを高めるには何が必要なのか

こんにちは。採用と人材育成のコンサルティングを行う株式会社アールナインの小松です。

2017年3月卒の新卒採用は、大学生・大学院生対象の大卒求人倍率が1.74倍という売り手市場となっています。73.4万人の求人総数に対して、学生の民間企業就職希望者数は42.2万人と約30万人も少なく、多くの中小企業が採用難に頭を悩ませているのが現状ではないでしょうか。

こんな採用難の時代だからこそ、せっかくの内定者には辞退されることなく、全員入社を目指したいものですよね。

そこで、今までにも内定辞退を防ぐための方法を幾つかご紹介させていただいてきましたが、もし入社前でも内定者が企業にロイヤルティを感じられるよう、内定者との距離を縮められたら、それはとても効果的な内定辞退防止になると思いませんか。そのためには何が必要なのか。今回から3回シリーズでまとめてみたいと思います。

 

そもそも企業への「ロイヤルティ」とは?

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なんとなく使っている「企業へのロイヤルティ」という言葉。学生にロイヤルティを感じてもらう対策を考える前に、このロイヤルティの意味を再確認しておきましょう。

ロイヤルティとは、英語で忠誠、忠義、忠実、誠実、愛情、愛着などを意味し、組織・人事領域で使われる場合は、従業員の自社に対する愛社精神、忠誠心、帰属意識、組織コミットメント(関与)などの概念やその度合いの強さを指します。

「愛社精神」ときくと、昔ながらの日本企業にあるようなもののイメージもありますが、今は海外でも、自社の従業員から会社に対するロイヤルティを得ることが重要だと広く認識され始めるようになりました。

時代の最先端をいくような米国のIT企業でも、授業員のロイヤルティを高めることが最優先取組事項の1つになっているという事例もあります。

さらに米国のコンサルティング会社・ベイン・アンド・カンパニーは、

会社に対するロイヤルティが高い従業員は、コストを下げ、生産性を高め、優れた顧客体験をもたらすべく自主的に努力するため、会社により良い財務的結果をもたらす

としており、これを内定者に当てはめて考えるなら、内定者のロイヤルティを高めることで内定辞退を防止するだけでなく、入社後の高い成長を期待できるともいえるでしょう。

 

「ロイヤルティが高い」とはどんな状態?

では、その「ロイヤルティが高い」状態とは一体どんな状態でしょうか。わかりやすく表現されていた前述のベイン・アンド・カンパニー社の言葉を借りると、

「『会社に対するロイヤルティが高い』とは、『自分の職場に満足』するだけでなく、『会社のファンになる』意識を持った状態を指す」

となります。

内定者の場合はまだ勤務が始まっていないので、「自分の職場に満足」の部分は、「自社の仕事内容や待遇を理解し満足している」という状態になるでしょう。つまりここから一歩進んで、企業により深く共感し、いいなと思って企業のファンになってもらうのが、ロイヤルティの高い状態といえます。

 

内定者にファンになってもらえる企業の特徴は?

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では企業は、内定者にファンになってもらうためにどんな対応をすればいいのかを考えてみましょう。「内定者と企業」という関係に限らず、他者に対して深く共感して「いいな」と思い、ファンになるためには、

  1. 相手のことをよく知っている。
  2. 相手のことを多くの点で「いいな」と思える、または強烈に惹かれる何かがある。
  3. その相手が自分を大切に扱ってくれる。

という条件が必要かと思います。これを内定者と企業の関係で考えると、

  • 事業内容や経営理念、企業の歴史など「企業」や人事担当や先輩社員など「人」についてよく知っている。
  • そこに内定者が共感できる点や惹かれる点が多くある。
    (企業のことを知れば知るほど「ここで働きたい」と思える、人事担当や先輩社員が尊敬でき「こうなりたい」と思える、など。)
  • さらに人事担当や先輩社員など企業の人が気持ちよく対応してくれる。

となります。そしてこのようなコミュニケーションができる企業が、内定者からロイヤルティを得やすい企業といえるのではないでしょうか。

 

採用活動中とはまた違った情報の伝え方でロイヤルティを高める!

「そうはいっても、事業内容や経営理念などなら、説明会などで十分に話をしてきたけれど…」

と思うかもしれません。確かに就職活動を通じて、学生もある程度は事業内容や社風などを理解し、それに共感したからこそ内定を受諾しているはずです。しかし、企業のファンとなりロイヤルティを高めてもらうには、採用活動中とはまた違うアプローチで企業の理解を深めて共感してもらえるよう、内定者に情報提供していく必要があります。

「入社するかどうかわからない応募者」には言えない(またはそこまで説明が必要ない)ことでも、入社が決まっている内定者には、ぜひ伝えておきたい情報がありませんか。そんな情報こそが、内定者のロイヤルティを高めるかもしれないのです。

次回以降では、内定者にロイヤルティを高めてもらうために何を伝えていけばよいのかについて、具体的にご紹介していきます。

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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