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2017年卒・新卒採用速報〜現状ふまえ、夏以降の対策を考える〜

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こんにちは。採用と人材育成のコンサルティングを行う株式会社アールナインの小松です。

今年の夏は暑かったですが、残暑もまだまだ厳しいようで、リクルートスーツの就活生には大変な季節が続きそうです。

2017年卒新卒採用全体のデータをみると、7月末時点の全体の内々定率は72.7%、東海地方は全国平均よりわずかに高い74.2%(株式会社マイナビ 「2017年卒マイナビ大学生就職内定率調査(7月)」 )。

今回はさらにこのような速報値をみていきながら、2017年卒新卒採用後半戦のこれからの時期に中小企業は何を注力すべきなのかを考えてみたいと思います。

 

学生の平均内々定保有社数は2.1社・・・これから辞退が続出?!

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内々定がある学生のうち、複数の企業から内々定をもらっている学生は56.2%。その平均内々定保有社数は2.1社となっています。

6割近い学生が複数の企業から内々定をもらっているため、この先は必然的に内定辞退がその分発生するということになります。これは、内定辞退の多さが問題となった2016年卒新卒採用での8月末頃(54.7%、平均内々定保有社数2.1社)とほぼ同水準です。

内々定をすでに出している中小企業にとっては内定辞退防止の内定者フォロー、辞退後の採用計画の見直しなど、気が抜けない状態が続くでしょう。

 

※内定辞退の防止策については、こちらの記事で詳しくまとめてあります。よろしければ、ぜひどうぞ!

内定辞退を防止するために、今何をすべきか【前編】

内定辞退を防止するために、今何をすべきか【後編】

 

就職活動を継続する学生は43.7%!まだまだ多くの学生が活動中

東海地方の学生の内定率は7割を超えていますが、まだ内々定をもらっていない学生はもちろん、内々定をもらっている学生も含め、4割以上の学生が「就職活動を続ける」と答えています。

特に、内々定先に不満があって活動を続ける学生は9.4%、不満はないが他の企業もみたいから活動を続けるという学生は15.8%と、「内々定をもらっていても活動を続ける学生」は合わせて25.2%。なんと内々定をもらった学生の4人に1人は、夏以降も就職活動を続けるのです。

4割以上の学生が就職活動を続けていながらも、大手企業の採用活動が終了している夏以降のこの時期は、採用活動前半戦よりも応募集団が形成しやすい時期といえそうです。

※後半戦に就職活動を行う学生の特徴は、こちらをどうぞ!

「就活リスタート学生の特徴を知る」

 

中小企業の採用活動状況は?

このように4割以上もの学生が活動を続けるため、多くの中小企業にとってはまだ新卒採用活動で気が抜けない時期が続きます。

中小企業に限った調査ではありませんが、採用支援サイト「JOBRASS新卒」を運営する株式会社アイデムが2017年度の新卒採用を行う企業の担当者1000人を対象に実施したアンケート(2016/7/27発表)によると、2017年卒採用の内定充足率が80%以上になった企業はわずか41.3%

6割以上もの企業で、採用予定人数が充足せずに夏以降も活動を継続していることが明らかになりました。また中小企業のなかには、大手企業の内々定前に採用活動をしても辞退の可能性が高いため、あえてこの時期から本気で中小企業への就職を考える学生を対象に採用を本格的に行う企業もあります。

同調査によると、現在採用活動中の企業の活動終了予定時期は10月前後。まさに今、この9月が2017年卒新卒採用の後半のピークといえるでしょう。

 

2017年卒新卒採用成功のための対策は3つ!

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これまでの状況をふまえた夏以降の採用活動の成功のためのポイントは、3つあります。

1つめは、スピード感のある選考です。10月前後の活動終了を目指して各社が内々定を出してきますので、他社の内々定に意思決定してしまう前に、自社へ意思決定してもらえるよう、スピード対応できるかが鍵になってくるでしょう。

スピード対応は企業の採用意欲ともとられますので、学生からみても「それだけ自分を評価してくれているのではないか」と好印象につながりやすいものです。

2つめは、企業の安心感を学生にきちんと伝えることです。学生が名前を知っている企業なんて、消費者向けの商品やサービスを持つ大企業が中心ですが、それでも学生は自分が名前を聞いたことがない企業に対して

  • 「この時期も採用活動をやっているなんて、人気のない企業ではないか?」
  • 「実はブラック企業で人が集まらないのでは?」
  • 「先行きは大丈夫なのだろうか?」

とどこか不安を持ってしまいます。特に今まで大手企業志向で大手を中心に活動してきた学生はこうした傾向が強いので、学生の不安を払拭できるよう、実績や企業の沿革などから安心材料をわかりやすく提供しましょう。

最後に、この時期だからこそぜひ、できれば社長に活躍してもらってください。可能ならば最終面接だけでなく、説明会でも社長自らが自社の事業をプレゼンすると、今まで大手企業を受けてきて「企業のトップ」に会ったことがない学生にとっては大きなインパクトとなり、それが入社のモチベーションになることがあります。

中小企業だからこその「社長プレゼン」は、この時期に学生を惹きつける大きな力となるのです。

昨年の傾向からすると、9月末になると全体の内々定率は8割近くとなり、10月の内定式を控え、内々定を持ちながらも活動を続ける学生も15%程度まで減少します。それをふまえても、9月が後半戦の大きな山場となるでしょう。

残暑も厳しい時期ですが、大きな収穫の秋が迎えられるまでもう一頑張りです!

ライター紹介

小松 紀子

http://r09.jp/

株式会社アールナイン
一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会
1997年国際基督教大学教養学部卒業。

大手人材紹介会社で人事、経営企画、キャリアアドバイザーを経験。在職中、転職希望者へのサービス向上プロジェクトや、ナレッジマネジメントプロジェクトなど多くの全社プロジェクトに参画する

現在は株式会社アールナインの広報及び一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の広報を担当しながら、中小企業への就職・転職促進を目的とした情報サイト「信州人キャリアナビ」にて数多くの経営者・キャリアインタビューを通じ、地方中小企業の情報発信、採用支援を手掛けている。

アールナイン:http://r09.jp
国際キャリア・コンサルティング協会:http://icca-japan.or.jp

株式会社アールナイン

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